こんにちは、大学生ブロガーのヒデ(@hideto1939)です。
私には憂いていることがあります。
それは、あまりにも大学生の読書時間が短すぎることです。
詳しくは以降で解説していきますが、あまりにも短すぎる。圧倒的に短すぎる。
もちろん、読書は強制されるものではありません。本を読むも読まないも、その人の自由です。
しかし、私は、大学生のような人格が形成される最終期に積極的な読書を行うことは、とても重要だと思っています。
読書には「大学生」という貴重な時間を注ぎ込むだけの価値があると思っています。
そこで今回は、そんな私の立場から、大学生の読書時間について私なりの見解を述べつつ、私が感じている「読書の楽しさ」をお伝えしていきたいと思います。
少しでも読書の楽しさに気付いてくれる大学生が増えることを願いつつ。。
では、始めます!
大学生の読書時間が短すぎる件について【データを引用】
まずは客観的なデータから確認しましょう。
全国大学生活協同組合連合会の調査データを引用します。m(_ _)m
1日の読書時間「0」は48.0%と引き続き半数近くに読書習慣なし
このデータから、いかに大学生が読書をしていないかが分かります。
実に大学生の半数は、読書時間が0なのです。
また、私の肌感覚としても、熱心に読書をしている友達は周りにはほとんどいません。
もちろん、影でせっせと読書に励んでいる可能性もなきにしもあらずですが、私の実感としては、ほとんどの人が読書をしていないのが現状だと思います。
【疑問】なぜ大学生は読書をしないのか?
もちろん、親からの仕送りがなく、「毎日バイトに心血を注がないといけないから本を買う余裕がない…」という人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの人はそんなことはないはず。
一ヶ月に一冊本を買うくらいの余裕はあると思います。
では、なぜ大学生の読書時間は短いのでしょうか。
僕が思うに、単純に「本を読む」という発想が欠如しているからだと思います。
つまり、数多ある行動の選択肢の中に「読書」がそもそも含まれていないのです。
経済的な問題というよりは、「意識」の問題ですね。
では、なぜ現代の大学生は本を読む意識が希薄なのでしょうか?
これは、「選択肢の多様化」が原因だと考えられます。
つまり、現代は「やること」が増えすぎているのです。
例えば、マンガ、YouTubeやNetflix等の動画サービス、スマホゲームなどです。
これらのエンタメに興じている時間が長いため、読書まで意識が回らないのだと考えられます。
この現象は、時代の流れとしては仕方ないのかもしれません。僕が止めることも、もちろんできないでしょう。
しかし、僕はどうしても読書を見捨てて卑下する気持ちにはなれません。
なぜなら、僕はこれまで大量の本を読んできており、「読書の楽しさと威力」を大いに実感しているからです。
そこで次に、僕が感じる「読書の楽しさ」を解説します。
大学生に読書の楽しさを伝えたい【6つ】
僕がこの記事を書いている目的は、何も、大学生が読書をしないことを憂えて、その原因を考察することではありません。
この記事を読んでいる読者の方々に読書の楽しさを伝え、読書に少しでも興味を持ってもらうことです。
ということで、ここからは僕が思う「読書の楽しさ」を解説します。
少しでも読書に興味を持ってもらえるきっかけとなれば嬉しいです。
僕が思う読書の楽しさは以下の6つです。
【読書の楽しさ📗】
・古今東西の一流著者を独占できる
・体系的な知識が手に入る
・論理的思考力が身に付く
・カッコいい言い回し、知らなかった語彙と出会える
・時空を超えて異世界への旅に出られる
・誰にも邪魔されず自己対話ができる(自分だけの時間を過ごせる)#本 #読書好きと繋がりたい— ヒデ(Hide)💻✏️ (@hideto1939) September 7, 2019
- 古今東西の一流著者を独占できる
- 体系的な知識が手に入る
- 論理的思考力が身に付く
- カッコいい言い回し、知らなかった語彙と出会える
- 時空を超えて異世界への旅に出られる
- 誰にも邪魔されず自己対話ができる(自分だけの時間を過ごせる)

それぞれ解説します!
古今東西の一流著者を独占できる
誰しも、「話を聞いてみたい」「この人から学びたい」と思う人がいるでしょう。
しかし、現実問題それは難しい。
なぜなら、時間的な制約そして物理的な制約があるからです。
しかし、そんな制約を取り払って、僕らをいつでもどこでも会いたい人と引き合わせてくれる文明の利器があります。
それが本です。
読書を通じてなら、遠く離れた外国人はもちろん、数百年前に亡くなっている故人の金言も独占することができます。
これを利用しない手があるでしょうか。
体系的な知識が手に入る
本には、その人が人生をかけて身に付けた叡智が詰まっています。
いわば、その人が思考錯誤して体得した、究極の「エッセンスの塊」のようなものです。
本を読むことで、このようなエッセンスを短時間で吸収できます。
つまり、著者の数十年の人生を、わずかなコストで追体験し、自分のものとすることができるのです。
コスパが良すぎる。。
論理的思考力が身に付く
僕は本を読むことで、2つの意味で思考力が身につくと思っています。
一つは「著者の思考を追体験する」という意味。もう一つは「自ら思考する」という意味です。
まずは一つ目。
本に書かれていることは、もちろんデータのような客観的な事実もありますが、ほとんどはその読者が「考えたこと」です。要は思考回路です。
つまり、本を読む行為は「読者の思考を追体験する」ことと同義なのです。
本を読むことで、その著者の思考を追体験することができます。
この体験はあなたの思考を、よりクリアかつ鋭利なものにしてくれるはずです。
二つ目は、単純に本を読むことで「自分の頭で考える」機会が得られるので、知識の蓄積にしたがって考える力、つまり論理的思考力が伸びるということです。
このように、二つの意味で、読書はあなたに「考える力」を授けてくれるでしょう。
カッコいい言い回し、知らなかった語彙と出会える
本を読むことで、今まで自分の脳内の辞書には無かった表現や言葉と出会うことができます。
つまり、語彙力が強化されます。
「人間の深み=語彙力」と言うつもりはありません。
しかし、知的で深い人というのは、得てして表現が秀逸であり、語彙も豊富なものです。
もちろん、そのような知的な人生を歩む必要はないと決意している人は、別に構いません。
しかし、ほんの少しでも「知的に生きたい」「人に知的に見られたい」と考えている人は、読書を日常のタスクの一つに組み込む必要があると私は考えています。
時空を超えて異世界への旅に出られる
先ほども少し触れましたが、読書の最大の特徴は、「時空を超越できること」です。
目の前の本さえ開けば、宇宙、世界の果てはもちろんのこと、過去や架空の世界へも旅に出ることができます。
そこに障壁はありません。完全なる自由です。
そして、その体験はあなたの「価値観」と「想像力」を最大限に広げてくれるでしょう。
そこで培った力は、必ず日常生活で生きてきます。
例えば、想像力があれば、より広い視野を持って物事を考えることができますし、他人にも寛容になれるでしょう。
物事を多角的に眺めることができるようになるので、アイデアも出やすくなるはずです。
誰にも邪魔されず自己対話ができる(自分だけの時間を過ごせる)
本は大抵「一人」で読みます。つまり個人の対話です。
自分だけの空間で自分だけの考えを醸成することができます。
その時間は、あなたが、あなたの人生について考える時間を生み出し、そして考えを深める手助けをしてくれるでしょう。
情報が溢れ、インプット過多に陥りやすい現代において、そのような「自分と向き合う時間」を作ることは非常に重要です。
その意味でも読書はあなたに多くのメリットをもたらしてくれると思います。
もちろん、学習の手段は「本」だけではない。しかし…
もちろん、私は何も「本だけを読め!ゲームをするな!YouTubeを見るな!漫画を読むな!」という暴論を言いたいわけではありません。
ゲームはストレスの解消には有効なものですし、YouTubeや漫画も最近は勉強系のコンテンツが出てきていて、私も活用しています。私もこれらのコンテンツの威力は理解しているつもりです。
ただ、「本」という存在をあなたの行動の「選択肢」の中にほんの少しの割合でもいいから含めて欲しいのです。
本だからといって拒絶するのはやめてほしい。選択肢の一つに含めてほしい。ただそれだけです。
なぜ、私がそこまで本を推すのか。それは、先ほどたっぷりと書いたように、他のコンテンツにはない本だけの魅力が大量にあると私は考えているからです。
動画や漫画に流れてしまうのは分かります。動画や漫画は「楽」だからです。
本に比べると想像力や読解力が必要ないので、低負荷ですし、考える必要もあまりありません。
しかし、筋トレで楽なことばかりしていても筋力はつかないのと同じように、学習も、楽なことばかりしていては、表面的な知識は身につくかもしれませんが、真の思考力は身につかないと思います。
それは、私のこれまでの読書経験からも感じていることです。
「漫画や動画でも学べる」と思いこむことで、本を読まない(楽な方向に流れる)自分を正当化していませんか。
それは、自分の可能性を狭めることにつながっていると思います。
まずは、1日1分でも構いません。自分が気になった本を読んでみて下さい。自分の新たな可能性に気付くことができるはずです。
一度切りの大学生活。何に時間を投資する?
この記事は一応大学生向けの記事なので、最後に大学生に向けた言葉を書いておきます。
とりあえず、あなたに質問があります。
それは、「あなたは大学時代に何をしますか?」です。
なぜこのような質問をするのか?
それは、私が、身の回りやその他社会の動きを見ていて、惰性で大学生活を送っている学生が多いと感じているからです。
もちろん、どう時間を過ごすかはその人の自由です。僕が強制できることではありません。
しかし、3年間大学生活を送ってきたから分かりますが、間違いなく惰性で大学生活を送るよりは、一つのことに真剣に取り組んだり、目標を掲げて努力する方が「後悔」の少ない大学生活は歩めると思います。これは間違いありません。
ただ、そうは言っても「何をすればいいか分からない。。」という人もいるでしょう。
そんな人は以下の記事を読んでみて下さい。

この記事は、僕が大学生活を通して感じた「大学生がすべきこと」をまとめてあります。
きっと何かしら、あなたの行動の指針を形作るヒントがあるはずです。
そして、この記事の中でも僕が押しているのが「読書」です。
僕は大学時代に大量の本を読むことは、非常に有意義な時間な使い方だと思っています。
もちろん、どう時間を使うかはあなたの自由ですが、大学時代の過ごし方の一つの選択肢として「読書」を持って頂けると嬉しいです。
読書を楽しもう!!【月に一冊でOK】
最後に、客観的な意見として、読書の大切さが分かる本を貼っておきます。
齋藤孝先生の本です。
齋藤先生自身が大の読書家なので、文章に本への愛が溢れています。
きっとあなたを本の世界へ導いてくれる一冊となるはずです。
また、本の中には齋藤先生おすすめの本も掲載されています。難しめの本もありますが、本選びの参考としてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
少しでも読書の大切さや楽しさを伝えられていたら嬉しいです。

読書を楽しみましょう!
では!m(_ _)m
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