こんにちは、ヒデ(@hideto1939)です。
先日20卒の就活を終えまして、何回か「内定辞退」を経験しました。
今回は、そんな、実際に「内定辞退」を経験した僕の立場から
- 内定辞退の方法が分からない…
- メールと電話どちらが良いの?
- 内定辞退の体験談が聞きたい
こういった疑問にお答えします。
実際に最近内定辞退を経験したので、最新の知見に基づいたアドバイスができるかと思います。
では、始めます!
【就活】内定辞退の方法を体験談を交えつつ解説!【もう迷わない】
内定辞退の方法を体験談を交えて解説していきます。
まずは「定番の質問」に対する僕の回答からです。
メールと電話どちらがいいのか?
以上で終わっても良いのですが、これではあまりに不親切なので、以下で内定辞退に迷わないための僕なりの「公式」をお伝えします。

僕も実際にこの方法で辞退しました!
迷わないための内定辞退の公式【僕はこれを適用しました】
です。
つまり、電話で内定連絡をもらったなら電話、メールで内定の連絡をもらったならメールで連絡するのです。
この方法なら「確実」だと思います。企業から何か小言を言われることはないでしょう。
ちなみに、電話の後にメールをする必要はありません。メールか電話のどちらかだけでOKです。
何度も同じことを連絡しても企業に迷惑がかかるだけなので。。
最近では「チャット」的なサービスを使ってやり取りをしている場合もあると思います。
その場合はもちろんチャットで連絡してOKです。
ただ、注意してほしいことがあります。
それは「時と場合による」ことです。この公式はあくまで一つの指針であり、状況によっては当てはまらない場合もあります。
「これ!」と決めつけるのではなく、臨機応変に対応するようにしましょう。
お互いにとって気持ちが良い方法で【誠実に】
メール、電話どちらでも同じですが、大切なのは「誠実」に対応することです。
企業は採用活動に多大なるコストを掛けています。
「内定辞退」をすることは、それだけ会社が掛けたコストが無駄になるのです。
その点はしっかりと考えるようにしましょう。
当たり前ですが、「ばっくれ(サイレント辞退)」は言語道断です。
メールでも電話でもどんな手法でも良いですが、確実に「連絡」はしましょう。
ちなみにですが、「選考辞退」も同じ考え方でOKです。
やりとりがメールならメール、電話なら電話。「サイレント選考辞退」だけは絶対にしないようにしましょう。
内定辞退して怒られるような会社には入らなくて正解
「内定辞退して怒られたらどうしよう。。」と考えている人もいるかもしれませんが、そんな心配は無用です。
会社が何回もの面接で学生を「選ぶ」ように学生にも企業を「選ぶ」権利があるからです。
企業と学生の立場はあくまで対等です。
もし怒られたとしても動じる必要は全くありません。
むしろ、もし怒られたら「この企業に入らなくてよかった。。」と安心するようにしましょう。

まあ、今どき怒るような企業はないとは思いますが。。
ちなみに辞退のための「企業訪問」とかはする必要ありません。
学生にとっても企業にとっても時間の無駄だからです。
企業の人事は、採用枠を埋める作業に必死です。
「入社しない学生」に時間をかけている暇はないのです。
なお、企業側から呼び出された場合は、今後の仕事上の関係性を考えても行った方がいいとは思いますが、平気で無駄な作業をする会社は「古い」というか「ヤバい」会社である可能性が高いので、この場合も「行かなくてよかった。。」と安心するようにしましょう。
内定辞退の例文【僕が実際に送った文章を公開】
具体的な内定辞退の例文をお伝えします。「メール」の場合をお伝えしますが、基本の構成は電話も同じです。
僕はこんな感じの文章で辞退をしました。
〇〇(企業名) 〇〇(担当者)様
〇〇大学 〇〇です。
先日は内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございました。
内定という大変嬉しいお知らせを頂いておきながら誠に恐縮なのですが、先日に別の会社様から内定を頂きまして、検討の結果、貴社の内定を辞退させて頂きたくご連絡を差し上げました。
面接やメールの対応等、私のために貴重な時間を割いてくださったにも関わらず、このようなご連絡になり大変申し訳ありません。
〇〇様をはじめ、私の採用に携わって下さった全ての皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。
最後になりますが、貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。

とりあえず、「感謝」の気持ちはしっかりと伝えましょう!
より詳しく知りたい方は以下の記事なんかは参考になると思うのでぜひ。
参考記事:内定辞退の仕方 ~断り方のマナー・メールの書き方・電話での伝え方~
僕の内定辞退体験談【電話、メールどちらも経験しました】
電話とメールどちらも経験しました。
- 電話
- メール

それぞれサクッと紹介します!
1:電話
「内定連絡を電話でもらった」「人事の人が良い人だった」などの理由から電話が最適だと判断して電話をしました。
最初の辞退連絡だったのでかなり緊張しましたが、人事の人が非常に良い方だったので、変な空気になることもなくサクッと終わりました。
辞退理由を聞かれましたが、「他の企業から内定を頂きました」でそれ以上は聞かれませんでした。
2:メール
普段からメールでやり取りをしており、内定連絡もメールだったため、メールで辞退を連絡しました。
特に辞退理由を聞かれることなく一回のやりとりで終わりました。
【参考】内定辞退に関する他の人の意見【SNS上】
僕の意見は、「内定連絡をもらった手段で連絡する」ですが、これはあくまで僕の意見なので、SNSを中心に他の人の幅広い意見を集めてみました。
参考にしていただければなと思います。
おはようシンガポール🌞
就活ニュースがバズってますね。🔽内定辞退の正しい伝え方、「直接会って、まず感謝」を: 日本経済新聞 https://t.co/oX6Ryr4GYi
内定辞退なんて、普通にメールで問題ないかと。そして、内定辞退セミナーとか無駄すぎ。日本は空気読みすぎる文化のせいで生きづらいですね
— マナブ@バンコク (@manabubannai) May 16, 2019
採用担当者に取材すると全員が「売り手市場である以上、学生が複数企業から内定を得るのは当然。辞退されてもしかたない」。訪問を求める企業はなかったが、辞退なら決断を早くしてほしいという要望。/内定辞退「直接会って、まず感謝」記事が賛否両論~正しい方法は? https://t.co/11ajA9yt68
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) May 18, 2019
「内定辞退は失礼だから誠心誠意謝罪しろ!」という話は、単にリクルートの「内定辞退は就活生に何十社も面接を受けさせるシステムを作って儲けてる自分に原因があるけど、大事な顧客である企業の機嫌を損ねてしまったり矛先が向くのはマズイ」というポジショントークなので、話半分に聴くのが吉な。
— rei (@rei10830349) May 16, 2019
内定辞退の電話で「弊社に来てくれないのはとても残念だけど、キミのが社会人になってから弊社がお世話になるかもしれないし、その時は弊社の事よろしくね‼️ 業界は違うけど一緒に技術で日本を良くしていこうね」って言ってくれた会社とか実際あったよ。
選考過程からして良い印象しか残ってないよ。— seaside (@seaside_rs) May 16, 2019
経営者の立場からいっても「人事担当者が内定辞退が決定した候補者と会う」なんて、マジ勘弁してくれって感じじゃないかな。
そんなことしてる暇があるなら、次の候補者を探すべきなわけで……。
生産性ゼロどころかマイナスな時間。会社のレベルが知れる……。— イケハヤ社長@YouTubeコンサル (@IHayato) May 16, 2019
内定辞退について思うこと。内定辞退することを申し訳なく思う必要は皆無です。企業に魅力がないのが悪い。Googleに内定もらって辞退する人はいないでしょう?
就職=結婚というすりこみは、とことん社畜予備軍的な発想。ズルい大人にだまされず、ドライに行きましょう。— イケハヤ社長@YouTubeコンサル (@IHayato) May 21, 2019
なお、人事の友人曰く「内定辞退はメール1本で済む話なんだから、本当に悪いと思うならクソ忙しい時期にわざわざ追加業務増やすな。直接話して翻意してくれるならともかく」だそうです。
この情報社会において、リアルな時間を取らせることへの抵抗感の無さって世代感が出るよね。
— どーも僕です。(どもぼく) (@domoboku) May 16, 2019
内定辞退の話題、採用の事務方やってた身としてはあの「慣れない敬語でこれまでしたことが殆どないお断りをしたいんだけど怒られたり嫌味言われたりするかもと怯えている若者と電話でお話する」という状況が心苦しすぎてものすごく心理的に負担だったので本当に本当にメールでして欲しい…。
— てつる (@tetzl) May 16, 2019
【内定辞退する際に送るメール】
YOU LOSE!!!!
俺の勝ち!😁
なんで内定辞退されたか明日まで考えといてください
そしたら原因が見えてくるはずです
ほな、お疲れ様でした— くぃり(20卒) (@Qui1i) May 16, 2019

最後のはネタですね。。笑
一番大切なのは手段より「なるべく早く」「確実に」伝えること
ここまで「内定辞退の方法」をお伝えしてきました。
「方法」はもちろん大切なのですが、それ以上に大切なことがあります。
それは「なるべく早く」「確実に」連絡することです。
採用の枠を埋めようとしている企業にとって、「なるべく早く」「確実に」連絡してくれるのが一番助かります。
「悩んでます」と言って返事の期限を引き延ばした挙句に結局辞退されるのが一番困るのです。
ですから、「辞退」を決めたら「なるべく早く」連絡しましょう。
それが一番の「誠意」の見せ方です。

「サイレント辞退」とかは本当にやめてくださいね〜
「情」に流されずに自分の進路を決めよう【自分の人生】
内意辞退は辛いです。
特に選考段階で良くしてもらった企業を断る場合などは、変に「情」が移って「罪悪感」を感じるかもしれません。
しかし、自分の進路を決めるときに「情」は入れてはダメです。
「情」に流されると、自分にとって最善の選択ができない場合があるからです。
「この会社を辞退するのは申し訳ないからこの会社に行こうかな。。」とかは言語道断です。
自分の「本心」を無視して進路を決めても後から後悔するのは「自分」です。
「情」とかの感情に引っ張られることなく、冷静に自分の将来を見据えた上で最善の選択をするようにしましょう。
以下のツイートでも言いましたが、「自分のキャリア」とか「人生」の選択のときに「感情」はなるべく入れない方が良いです。
サイコパスになりましょう。
自分の人生を守るためには、サイコパス(冷徹)にならないといけない瞬間は必ずある。
そこで情に流されないで、自分の『エゴ』を貫けるかどうかが、自分の理想の人生を歩めるか、歩めないかの分かれ道なのかなと。— ヒデ💻✏️エンジニア兼ライター (@hideto1939) February 1, 2019
周りの圧力に流されて自分のキャリアを自分の意思でコントロールできないことほど「後悔」にまっしぐらなものはないと思うので、自分の人生やキャリアの為なら、徹底的に冷酷な「サイコパス」になりたい次第であります。😅
— ヒデ💻✏️エンジニア兼ライター (@hideto1939) May 23, 2019
おわりに:誠実な「内定辞退」を!
まとめです。
- 内定連絡をもらった手段で連絡する
- 辞退を決めたら、なるべく「早く」「確実に」連絡する。「サイレント辞退」はご法度
上記の点だけはしっかりと抑えてもらえたら嬉しいです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が、少しでもあなたの就活の手助けとなっていたら幸いです。
では!m(_ _)m
こちらの記事もおすすめです!!



コメント