こんにちは、ヒデ(@hideto1939)です。
今回はおすすめの本を紹介します。
「あした死ぬかもよ?」という本です。
僕はこの本は一家に一冊は本棚に置いてあってもいいのではないかと思っています。
そのくらいおすすめの本です。
今回はそう思う理由を、本の内容と絡めながら述べていきます。
では、始めます!
「あした死ぬかもよ?」の概要と作者紹介
まずは、本の概要と作者の紹介をします。
概要
「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問」は、2012年にひすいこたろうさんにより、ディスカヴァー・トゥエンティワンから出版された本です。
内容としては、サブタイトルにもある通り、「人生最後の日に笑って死ねる」ための27の質問を通して、読者に命の大切さや人生の有限性を説くという内容になっています。
また、質問と質問の間には様々な気づきを読者に与えてくれる「名言集」も挿入されています。
表紙は、以下のような感じですね。
シンプルながらも、なかなかインパクトの強い表紙となっています。
ひすいこたろうさんとは
本より引用させていただきます。m(__)m
ひすいこたろう
新潟県出身の作家、コピーライター、漢字セラピスト。日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び心理カウンセラー資格を取得。『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞し、ベストセラーに。他にも著書多数。
引用:あした死ぬかもよ?(人生最後の日に笑って死ねる27の質問)
様々な媒体を通して、自分のメッセージを発信されている方です。
ひすいさんのブログ→https://ameblo.jp/hisuikotarou/
「3秒でHappy?名言セラピー」→https://www.mag2.com/m/0000145862.html
「あした死ぬかもよ?」からぼくが学んだこと【読んだ感想】
それでは、本の内容に入っていきます。
とは言っても、ネタバレになってしまってはいけないので、内容の話をすることは極力無くして、ぼくがこの本を読んで感じたこと、そして学んだことを書いていきたいと思います。
人生の時間は有限
多くの人が分かっているようで実はなかなか意識できていないこと。それは「人生の時間は有限」だということです。
なぜ多くの人はこのことを意識しないのか。
それは「有限性を意識しない方が、人生は楽しく生きられる」と思っているからです。
しかしこの本はその考え方は間違っていることを我々に教えてくれます。
つまり「時間の有限性を意識することで、人生はより楽しく生きられる」ということです。
この本から、「人生の有限性」から目を背けず「死」を意識から遠ざけないことの大切さを学びました。
家族もいつかは死ぬ
この本を読んだことで、「時間の有限性」を意識できるようになったということはすでに述べました。
次もそれに関連することなのですが、この本を読んだことで「家族もいつかは死ぬ」ことも意識できるようになりました。
僕はこの本を読むまで、ぼんやりと「家族と過ごす、この当たり前の日常がいつまでも続くんだろうなー」と思っていました。
父、母、兄弟がみんな生きているのが、「当たり前」だと思っていたのです。
しかしこの本を読んだことで、「家族が生きていることは当たり前なんかじゃない。この幸せもいつ崩壊するか分からない。もしかしたら明日家族の誰かが死ぬかもしれない」ということを意識できるようになりました。
それからというもの、家族との時間より大切に過ごせるようになりました。
自分に制限をかけているのは自分自身
多くの人は、自分に制限をかけているのは周りの人や親、そして環境だと思っています。
しかしこれは間違っています。
自分に制限をかけているのは「自分自身」なのです。
だから、「周りの環境のせいにするのではなく、まずは自分自身の心と対話して自分を縛り付けているリミッターを外そう」
そんなこともこの本から考えることができました。
自分の命があることが、どれだけ奇跡か
この本の中に、「おじいちゃん、おばあちゃんの名前をちゃんといえますか?」という質問があります。
その中では、今この時代を生きている「自分」がどれだけの命のリレーを経て誕生しているのかということが書かれています。
それによれば、私たちの先祖は9世代さかのぼるだけで1022人。2000年前までさかのぼれば100兆人だそうです。
つまりその中の一人でも違っていたら僕は生まれてなかったのです。
いかに、「この世に生まれてくること」が奇跡なのかが分かります。
「今、生きていられる」ことが、どれだけありがたいのかを改めて感じることができました。
「あした死ぬかもよ?」の中で心に残った言葉【厳選】
次に僕が本の中で心に残った言葉を厳選してあなたにお伝えします。
memento mori
memento mori(メメント・モリ)。ラテン語で、「死を忘れるな」という意味の言葉だそうです。
今を生きる私たちは、気を抜くとすぐ「死」というものを忘れてしまいます。
というか忘れようとします。
しかし、「死」を意識することは人生を完全燃焼させるためには非常に大切なことです。
なぜなら、「死」を意識することで初めて人は「人生の有限性」に気づき、「頑張ろう」という気力が湧いてくるからです。
「死を意識すること。それが充実した人生への第一歩」
そんなことをこの言葉から考えさせられました。
いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?
僕はこの言葉を、「魔法の言葉」と勝手に読んでいます。なぜなら、何かに悩んでいるときにこの言葉を思い出すだけでその悩みが消えるからです。
人間はそれぞれ、様々な悩みを抱えています。悩みの無い人なんかいないでしょう。
しかしあなたは、もし「今日あなたは死ぬ」と言われてもまだ悩み続けますか?
絶対に悩まないと思います。
今の悩みなんて、「死」に比べたらちっぽけなものだからです。
ですからあなたも何かに悩んだときは、この言葉を思い返してみて下さい。自分の悩みがちっぽけなものに思えてくるはずですよ。
やれる可能性があるやつが努力しないのを見ると胸倉つかんで「俺と変われ」と言いたくなる
これは、23歳で白血病で亡くなった方が生前に残した言葉だそうです。
ぼくはこの言葉を初めて見たとき、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けました。そして思いました。
「ああ、今、健康で生きていられることって、本当に奇跡なんだ。生きたくても生きられない人もいるんだ」と。
それからというもの、僕の「努力」に対する姿勢は変わりました。新しいことにも果敢に挑戦できるようになりました。
今でもぼくのモチベーションを高めてくれる言葉です。
「いつかやる」。あなたの「いつか」はいつですか?
人間はことあるごとに「いつかやる」を使います。
しかし、その「いつか」はいつまでも訪れないことがほとんどです。
これで本当に良いのでしょうか?一度きりの人生、やりたいことをやらないまま死んでしまってもいいのでしょうか?
僕はこの言葉を見たとき、「ああ、やりたいことは、『今』やらないといけないんだな」と思いました。
人間いつ死ぬか分かりませんからね。もしかしたら今日死ぬかもしれないし明日かもしれません。
それは分かりません。しかし、分からないからこそ、本当に自分がしたいことを「今」する。
それが人生を最大限楽しむためのコツなんだなと思いました。
人が死んだあとに残るものは、集めたものではなく、与えたものである。
人間死んでしまったらそれですべてが終わりなのでしょうか?
そんなことはありません。死んでもなお、「生き続ける」方法があります。
それは、人の「心の中」に生き続ける方法です。
で、そのために大切なことは、生きている間に何らかの価値を「自分に集める」のではなく「人に与える」ことです。
たとえば歴史上の偉人で、「高級品や大金を持っていた」からという理由で有名な人はいません。
ほとんどが、社会に対して何かしらの「価値」を与えた人です。
このことを悟ってから、ぼくの考え方は変わりました。
自分に価値を集めるのではなく、「人に価値を与える」人生を送ろうと思えるようになったのです。
だからこそ今僕は、ブログという手段を使って、あなたに何かしらの「価値」を与えたいと思って情報発信を続けています。
人間は、死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ。やらなかったことに後悔する。
この言葉を見たときに、ふと「自分が死ぬ間際」のことを想像してみました。
そして考えてみました。「ぼくは、死ぬ間際、どんなことに後悔するだろう?」と。
すると、この言葉通り頭の中に湧いてくることはすべて、「やったこと」ではなく、「まだやってないこと」だったのです。
これは僕の中ではかなりの衝撃でした。
「人は、やったことではなく、やらなかったことに後悔する」を、真の意味で理解できました。
「これからは、失敗を恐れず、新たなことに挑戦し続けよう。それが、自分が死ぬ間際に後悔しないための唯一の方法だ」
と思えるようになりました。
これからもこの言葉を胸に新たなことチャレンジしていきたいと思います。
「あした死ぬかもよ?」この言葉の中にはさまざまなメッセージが込められている【まとめ】
ここまで、感想やら本の中の名言やら様々なことを述べてきましたが、この本を通してひすいさんが読者の方々に伝えたいとは、根源的には「一つ」なのではないかなと思います。
それは、本の題名にもある通り「あした死ぬかもよ?」です。
「あした死ぬかもよ?」という言葉は、様々な言葉を想起させてくれます。
「やりたいことをやらなくていいの?」
「人生は有限だよ」
「家族と会わなくていいの?」
「大切な人と会わなくていいの?」
人間は、「死」を意識して、「人生(時間)の有限性」を意識することによってはじめて、人生を完全燃焼させることができます。
そういう意味で、「あした死ぬかもよ?」ほど、このことを思い出させてくれる言葉はないでしょう。
常に胸の中にとどめておきたい言葉です。
おわりに【一家に一冊は必須の本!】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもこの本に込められているひすいさんの思いを、一読者として伝えられていたら幸いです。
この本は間違いなく一家に一冊は必要な本だと思います。
この本があることで、ことあるごとに「人生の価値」を思い返すことができます。
「人生を完全燃焼させよう」という気持ちにさせてくれます。
実際僕も何回も読み返しています。そのたびに新たな気づきがありますし、モチベーションを高めることができています。
本当におすすめです!
書店やアマゾンでも買えますので、ぜひ読んでいただきたいなと思います。
この本を読むことで、あなたの人生の色が少しでも鮮やかになることを願います。
では。m(__)m
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