韓国の市場で感じた「マーケティング論」【体験からの学び】

マーケティング

こんにちは、ヒデ(@hideto1939)です。

ぼくは最近(2018年8月)、韓国に行ってきました。

主にソウル市内を観光し、明洞(ミョンドン)や、ソウル駅の近くにある南大門市場などに行きました。

 

そこで今回は、僕がそこでの体験をもとにマーケティングについて考えたことを書きたいと思います。

 

机の上以外でも勉強はできるということを感じていただけたらなと思います。

 

 

では始めます!

 

 

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韓国の市場で感じた「マーケティング論」【体験からの学び】

明洞(ミョンドン)とか南大門市場って、道のサイドには普通のお店もあるんですけど、道の真ん中には屋台があるんですね。

そこでは食べ物やお土産などを売っています。

 

ぼくは最終日に、お土産を買おうと思って明洞のとある屋台に立ち寄りました。

今回はそこでの出来事についてお話しします。

 

ぼくがお土産を選んでいたら、誰かが日本語で話しかけてきました。

「誰かな?」と思って顔を上げたら、そのお店の人だったんですね。

その人はぼくが日本人であることを見抜いて、日本語で話しかけてくれたんです。

 

この時点で、ぼくはこの店に対して親近感を感じていました。

 

さらに、お土産を選ぶ時も懇切丁寧に説明をしてくれる。

ぼくはこの店でお土産を買おうと決めました。

 

さらにその後、お土産を選んで買って帰ろうとしたら、お店の人が「これあげる」と言って、キーホルダーをくれたんです。

もちろんタダでですよ。

 

『会ったばかりの見知らぬ日本人に、ここまで温かく親切に接してくれる』

この事実でぼくは胸がいっぱいになり、大満足で帰りました。。。

 

 

 

さて、このときは僕も感情が高ぶっていたので特に何も考えなかったのですが、後から考えたら、あー、あの店はお客さんが満足するための条件を満たしていた。だからぼくはお土産を買ったし、満足して帰ることができたんだなあ。。と思いました。

 

どういうことか。

 

あのお店は、マーケティングでいう、『顧客満足の式』を完璧に満たしていたのです。

 

顧客満足の式とは、以下の式のことです。

顧客満足=提供された価値-事前の期待

 

この式が示している意味はつまり、事前の期待値が低ければ低いほど、そして提供された価値が大きければ大きいほど顧客満足は高くなるということです。

 

先ほどの屋台にこの式を当てはめて考えてみましょう。

 

まず、『事前の期待』についてですが、もちろんぼくは全く期待していませんでした。

だって見た目は普通のその辺にある屋台ですからね。

どんなものがあるのかだけ見て、良いのがあったら買おうかなぐらいに思っていたんです。

つまりこの屋台は、何もせずしてすでに顧客満足の式の「事前の期待」の条件は満たしていたということになります。

 

 

では、『提供された価値』についてはどうでしょうか。

これについても、この店は満たしていました。

一つは日本語です。『日本人であるぼくに対して、日本語で話しかけてくれた』この事実でぼくはこの店に対して『価値』を感じることができました。

二つ目は、最後にタダでくれたキーホルダーです。『会ったばかりの見知らぬ日本人であるぼくに、タダでキーホルダーをくれた』この親切心、温かさにもぼくは『価値』を感じました。

 

多分、普通に商品を選んで買っていただけだったら、顧客満足の式は以下のような感じだったと思います。

顧客満足=100ー100=0

 

つまり、事前の期待値と与えられた価値が同じなので、顧客満足は0なんですね。

 

 

しかし、実際のこの屋台は違いました。事前の期待が100だとしたら、与えられた価値が500だったのです。

顧客満足=500-100=400

 

つまりこのお店は事前の期待値が低い中、期待値を上回る価値をぼくに対して与えたので、ぼくは満足することができたというわけです。

 

多分ぼくは、再度韓国に行くことがあったらあの店に行くでしょう。

あの店の店主がここまで考えていたのかは分かりませんが、賢い戦略だなと思います。

 

ここまでのことを一度まとめておきます。

 

お客さんを満足させるためには、「顧客満足の式」を満たすことが大事。そしてその式を満たすためには、事前の期待値を下げ、その上で相手の期待を上回るなにかしらの「価値」を与える必要がある。

 

韓国市場の問題点

 

ここまで、韓国の屋台でぼくが『上手くやってるなあ』と思ったことを書いてきましたが、やはりこれじゃあ厳しいよなあと思ったこともあったので、次はそれについて書こうと思います。

 

ぼくが感じた韓国市場の問題点。それは、差別化が全然できていないということです。 つまり、どの店も『同じ』なんですよね。

 

 

マーケティングに、バリュープロポジションという考え方があります。

これは、お客さんがほしくて、さらに自分たちだけが提供できるものを考えようというマーケティング戦略です。

 

韓国の市場では、基本的にこれができていなかった。

以下の図を見て下さい。

 

つまり、韓国の市場のお店はお客さんがほしいものだけど、『他の店も同じものを提供できる』という状態の中で勝負をしているということです。

つまり、レッドオーシャン(競合が多い状態のこと)の中で商売をしているということです。

 

この状態では、お客さんが来るかどうかはもはや『運』です。幸い明洞の場合は観光客が多いのでどうにかなっていますが、もし人が少ないところでこういう商売をやっていたらヤバいのかなーとは思います。

 

まとめます。

市場を勝ち抜くためには、「お客さんがほしくて自分たちだけが提供できるもの「を徹底的に考える必要がある。この考え方を「バリュープロポジション」という

最後に【マーケティングのおすすめ本を紹介】

今回は、ぼくが韓国の市場で感じた『マーケティング論』について書いてきました。

少しでも勉強になっていたら幸いです。

 

さて、この記事を読んで下さっているみなさんは、おそらくマーケティングに興味がある方だと思います。

そこで最後に、ぼくおすすめのマーケティング本を紹介して終わりにしたいと思います。

 

以下の二つです。

小説形式なので、読書嫌いの方でも楽しみながらマーケティングの基本を学べると思います。初めてマーケティングを学ぶという方におすすめしたい本です。

 

豊富な事例をもとにマーケティングの考え方を学ぶことができます。図が豊富なので視覚的にも理解しやすいのかなと思います。

 

 

今回紹介した二つの本は、どちらもマーケティングの基本が書かれた本です。まずはこれらの本を読んで基本を理解したうえで枝葉を広げていくのが一番いいのかなと思います。

関連記事:【厳選】初心者におすすめのマーケティング本4選

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも『勉強になった』と感じていただいていたら幸いです。

 

では。m(__)m

 

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