この記事のコンセプト
この記事では、「英語は小さいうちからやれっていうけど、英語の早期教育って本当に必要なの?」といった疑問をお持ちの方に向けて、ぼく自身の英語の早期教育に対する見解を述べます。
こんにちは、ヒデ(@hideto1939)です。
今回は、自分の意見を書きたいと思います。
その内容はズバリ、「英語の早期教育は必要か」です。
幼い子供をお持ちの親御さんなどは興味をお持ちの方が多いかと思いますので、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
では始めます!

一応僕の立場を表明しておくと、単なる理系の大学生です。英語は中学生から始めました。
これからの時代、英語の早期教育は必要なのか?
結論から言うと、ぼくは「英語の早期教育は不要」だと思っています。
以下、僕のツイートです。
英語の早期教育が不要な理由
①ダブルリミテッド
英語と、日本語どちらも中途半端に。核となる言語がないと、『考える力』が身につかない。
②翻訳の発達
あと数年もすれば、高精度で翻訳してくれる翻訳機械が現れる。そのような時代においては、単に『英語を話せる人』の価値は急速に下がる。— ヒデト(Hideto)🌞 (@hideto1939) 2018年5月28日
- ダブルリミテッド
- 翻訳の発達

それぞれ説明していきます!
ダブルリミテッドが怖い
僕が英語の早期教育は不要だと考える一つ目の理由は、「ダブルリミテッドが怖いから」です。
ダブルリミテッドとは何か。
ダブルリミテッドとは、「子供の頃に二つの言語を同時に学ばせることによって、そのどちらの言語も中途半端な状態になってしまう現象」のことです。
どちらの言語も中途半端になってしまったら何が怖いのかというと、「考える力」が育たない可能性があるということです。
なぜ言葉が不十分だと、考える力が付かないのか?
理由は簡単です。人間は、「言葉を使って考える」からです。
考える素となる「言葉」が不十分なら、「考える力」も不十分になってしまうのは、容易に予想できるはずです。
大人になってから日本語も不自由、英語も不自由、考える力もないでは目も当てられません。。
以下のツイートなんかは非常に分かりやすい例ですね。
ダブルリミテッド(二ヶ国語以上話せるがどちらの言語もうまく使えない人)が自分の心情を綴った文章。
子供に無理やり複数の言語を勉強させて、ダブルリミテッドにしてしまう親。無知な善意で子供の人生を潰してしまう。
本当に子供を愛しているなら、自分の願望を無理に押し付けないことです。 pic.twitter.com/Z958E1Rf8K— 孫弥@中国垢 (@SonmiChina) 2017年12月29日
この方もおっしゃっていますが、無知な善意で子供の人生を潰してしまっては後悔してもしきれません。。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」
理想を追い求めすぎるのも危険です。
翻訳の発達→英語を学ぶ必要性の減少
二つ目の理由としては、「翻訳の発達」があります。
今現在(2018年)、テクノロジーの急速な発達により、「翻訳技術」は急速に発達しています。
おそらくあと数年もすれば高精度の翻訳機械が出現するでしょう。
そうすれば、我々は外国語を学ぶことなく外国人と簡単にコミュニケーションが取れるようになります。
今後は単に「英語を話せる人」の価値が急速に低下していくのは容易に予想ができるでしょう。
で、そうなってくると、やっぱり社会から求められるようになるのは、「自分の頭でしっかりと考えられる人」なんですよね。
ですから、「幼児期に核となる一つの言語を徹底的に鍛えて、考える力をつけさせる」
何度も言ってますが、やはりこれが一番大事なのではないかと僕は思っています。
もちろん、「機械を通してではなく、直接外人とコミュニケーションをとりたい」という気持ちも分かりますが、別に大人になってからでも英語を学ぶことはできますし、「考える力」をおろそかにしてまで英語の早期教育にこだわる必要はないのではないかとぼくは思います。
たしかに、子供の方が英語を習得しやすいのは事実
ここまで、英語の早期教育を否定してきましたが、「子供の方が英語を習得しやすい」のは、たしかに事実だとは思います。
それに、「英語も日本語も流ちょうに話せて、その上しっかりと考える力もある凄い人」がいるのも事実です。
ですから、英語の早期教育も場合によっては効果的な場合もあるのかもしれません。
ただ、二つの言語を同時に学ばせてそのどちらも高レベルにするというのは、よっぽど環境が優れているか親や先生の教え方が上手くないと難しいと思います。
ですから、やはりダブルリミテッドになるリスクを背負ってまで子供に英語の早期教育を受けさせる必要はぼくは全くないと思っています。
決めるのはあなた自身。自分の決断に自信をもって。
このように、ぼくは英語の早期教育には否定的です。
もしぼくに子供ができたとしても、英語の早期教育を受けさせるつもりは全くありません。
ただ、これはあくまで、ぼく個人の意見です。
もちろん世の中には、英語の早期教育を推奨している人もたくさんいます。
大切なのは、「多くの意見を取り入れつつも最後は自分で判断する」ことです。
子供に英語の早期教育をさせるにしても、させないにしても自分の決断に自信を持つようにして下さい。
ただ、一番大切なことは、「自分の欲」ではなく「子供の将来」であるということは忘れないでください。
子供の人生を生きるのは、あなたではなく、「子供自身」なのですから。。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、少しでも子供の英語の早期教育について悩んでいるみなさんの参考になっていれば嬉しいです。
では!m(_ _)m
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