こんにちは、ヒデ(@hideto1939)です。
先日、大学でプレゼン(プレゼンテーション)についての講義があり、様々なプレゼンの「コツ」について学びました。
そこで今回は、講義で学んだことを、アウトプットがてらみなさんとシェアしたいと思います。

プレゼンってどうやってやればいいの?

自分のプレゼンに自信がない。。
こういった方々に読んでいただければなと思います。
では、始めます!
大学でプレゼンについて学んだので、まとめてみる【プレゼンの3つの要素】
プレゼンテーションには、大きく分けて以下の3つの要素があります。
- プレゼンス・・・存在感、使命感、エネルギー、オーラ
- アウトライン・・・コンセプト、ロジック、論理の流れ
- デリバリー・・・発声、動作、伝え方
これらの3つの要素の総合値で、プレゼンの評価が決まります。
今回は、これらの要素についてそれぞれ説明していきます。
プレゼンス【存在感】
プレゼンスは、「存在感」と言い換えることができます。
つまり、プレゼンを聞いてもらっている人に、
「この人の話なら聞いてみるか」
「この人の話、なんか聞き入ってしまう」
と思ってもらえるようなオーラ、権威性、熱量があるかどうかです。
この、「プレゼンス」は、プレゼンの中で一番大事な要素だといっても過言ではありません。
しかし、プレゼンスを身に付けるのはかなり難しいです。なぜなら、意識するというよりは内面からにじみ出てくるものだからです。
ですから、一朝一夕に身に付くものではありません。
人の性格がそうそう変わらないように、このプレゼンスの部分を鍛えるには長い時間がかかるのです。
では、プレゼンスが低い人はどうすればいいのでしょうか?
先ほど述べたように、プレゼンの出来は、プレゼンス、アウトライン、デリバリー3つの要素の総合値で決まります。
ですから、プレゼンス以外の二つでカバーすればいいのです。
以下では、その二つについて詳しく解説していきます。
アウトライン
話の内容や構成、論理性のことです。
アウトラインは、プレゼンスとは違いトレーニング次第でいくらでも鍛えることが出来ます。
アウトラインは、さらに3つの要素に分けることが出来ます。
- イントロダクション(導入)
- ボディ(本旨)
- コンクルージョン(まとめ)

それぞれ説明していきます!
イントロダクション(導入)
まずはイントロダクション、導入の部分です。
ここは非常に需要な部分です。最初に聴衆の心をつかむか否かで、プレゼンの成功度合いが大きく変わってくるからです。
チェック項目としては、以下の通り。
- 聴衆との気持ちの隔たりを埋める(大きい声、笑いなど)
- 自分がこのテーマについて話せる理由を明確にする(権威性、専門性)
- 自分の話を聞くことで得られるメリットを明確に伝える
- 話す内容、時間などを伝えておく
特に大切なのは、最初に結論を述べておくことです。
最初に結論を述べておくことで、途中で話がずれたとしても、聴衆はしっかりと「軸」を持った上で話を聞くことができるので、迷うことがありません。
しっかりと意識するようにしましょう。
ボディ(本旨)
プレゼンの肝となる部分です。いくら導入で聴衆の心をつかんでも、ここが滅茶苦茶だったら意味がありません。
しっかりと構成と論理の流れを意識し、聴衆のことを考えた分かりやすい説明を心掛けましょう。
コンクルージョン(まとめ)
最後は、「結論の繰り返し」をします。
ここで大事なことは、「新しい情報を入れない」ことです。
新しい情報を入れたら聴衆が混乱してしまうので、絶対にしないようにしましょう。
また、これは勘違いしている人が多いのですが、プレゼンにおける「コンクルージョン」は、起承転結の「結」ではありません。
「結」の場合は、そこが、「最も重要な瞬間」になってしまうからです。
プレゼンにおけるコンクルージョンは、あくまで「補助」的な役割です。
結論を繰り返し、最も重要なことだけを強調するようにしましょう。
デリバリー【ポイントは5つ】
最後はデリバリーです。
つまり、いかに観客に自分のプレゼンを分かりやすく伝えるかですね。
プレゼン本番で重要になってくるスキルです。
こちらも、アウトライン同様、訓練次第でしっかりと高めることができます。
デリバリーには、以下の5つのポイントがあります。
- 眼
- 口
- 手
- 体
- 心

それぞれ説明していきます!
眼
視線に注意。
視線を送る相手は、基本的には1対1です。一人一人と目を合わせるイメージを持ちましょう。
とはいえ、場合によっては、観客の中に、特に話を聞いてほしい人、つまりキーマンがいる場合があります。(例えば大学のでのプレゼンなら教授)
その場合は、そのキーマンへの目線の割合が最終的に5割ぐらいになるように調節することが大切です。
口
まず注意すべきなのは、声の大きさとスピードです。
基本的には、普段よりは大きめの声を出すようにしましょう。
スピードは、緊張していると次第に早くなる傾向があります。そのため、自分が思っているよりも遅く話すことを意識することが大切です。
あと大切なのが、「ネガティブ表現を使わない」ことです。
例えば、
「時間が足りなくて。。」
「準備不足で。。」
「下手ですが。。」
なんかは、絶対に使わないようにしましょう。
観客からしたら、それらの言葉は、自分に保険を掛けるための「言い訳」でしかないからです。
聴衆が離れていってしまう原因になってしまいます。
注意しましょう。
手
まず大切なのが「ジェスチャー」です。
ジェスチャーは、効果的に使えば、観客の印象に残りやすくなるというメリットがあります。
アメリカのトランプ大統領などは、分かりやすい例ですね。
とはいえ、日本人は基本的にジェスチャーがあまり上手くないと言われています。
そのため、あまり無理にやってしまったら、変になってしまう可能性があるので、自信のない人は無理にやらなくてもOKです。
あと、注意しなくてはならないのは、「ネガティブアクション」です。
名前の通り、ネガティブなアクション、つまり、聴衆に悪い印象を与える動作のことです。
例えば、以下の例が挙げられます。
- 後ろ手
- ポケットに手
- 指し棒で人を指す
- レーザーポインタの扱い方
これらは無意識のうちにやってしまうものなので、事前に自分の癖をしっかり把握して修正しておくようにしましょう。
体
「姿勢」には注意が必要です。
チェック項目は以下の通り。
- 重心は両足にバランスよく
- 背筋を伸ばす。
- ゆっくりとした動作
- リラックスする
あと大切なのは、聴衆に背を向けないことです。
例えば、パワーポイントを使ってプレゼンをするときに、聴衆から向かって左側に、右手に指し棒を持った状態で立ってしまったら、聴衆に背を向けることになってしまいます。
細かいですが、この辺りのこともなるべく注意するようにしましょう。
心
聴衆に感謝の意を示すということです。
礼や、締めくくりの言葉(感謝の言葉)等を忘れないようにしましょう。
プレゼンは、理論だけ学んでも意味がない
ここまで、プレゼンのコツについて説明してきました。
しかし、最後に一つ言っておきたいことがあります。
それは、いくら論理を学んでも実践しなかったら意味がないということです。
実践しなかったら、本当の意味で成長することは絶対にありません。
ですから、出来るだけ、プレゼンの機会を多く設けるようにして、実戦の中で成長していきましょう。
おわりに:プレゼンの3つの要素を意識しよう!!
最後に、今回お伝えしてきたことについてまとめておきます。以下をご覧ください。
プレゼンをはじめとする、「パブリックスピーキング」のスキルは、社会の中で生きていく上で非常に重要なスキルになります。
この記事を参考にして、さらにスキルを磨いていっていただけたら嬉しいです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では!m(__)m
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